気分の落ち込みを減らす方法

気分の落ち込みを減らす方法

毎日ご機嫌で過ごせるのが理想ですが、人間誰しもときには落ち込んでしまうもの。「明日は仕事だ」「テストの点数が悪かった」「怒られた」などなど落ち込んでしまう原因はそこかしこに転がっています。

そんな世の中では、落ち込みからの立ち直り方はもちろん大事ですが、それ以上に落ち込む時間を極力減らす、というのが望ましい状況ではないでしょうか。

例えば、おおよそ人間はなにかに失敗したときに落ち込んでしまいます。失敗したということは挑戦をした、ということですが、挑戦をして失敗して、落ち込んで、もう挑戦はやめよう、ではなく早めに立ち直る方法を身につける方が人生がより充実します。

今回はそんな落ち込んだ状態から立ち直る方法を私自身の経験から3つ、お伝えしていきます。

1,よく寝る

落ち込む原因は睡眠不足かもしれません。日本人の平均睡眠時間は6時間〜7時間とも言われており、世界的にみるとかなり少ないのです。人によって適切な睡眠時間は異なりますが、7時間〜8時間は必要だと考えられています。人は睡眠が立ちなくなると、心の余裕がなくなり、イライラしやすい傾向が出てきます。また昼間に強烈な睡魔に襲われるなど、デメリットが多く出てきます。

実際、きつく長い仕事が終わったあとに、プライベートの時間を少しでも長くしたいと思い、ついつい夜ふかしをしてしまう気持ちはよくわかります。どうしてもお酒は飲みたくなりますし、気になる動画をついついチェックしてしまいがちです。しかし、夜ふかしをしてしまうと結局朝は起きにくくなり、昼は眠くなり、仕事の効率は落ち、と悪循環に入ってしまいます。

そんな循環を抜け出すためには、見たい動画を半分にして残りは翌日にまわし、15分でも早く寝ることです。それによって1日の気分が変わり、落ち込むことも減ること間違いなしです。

2、運動をする

最近運動していますか?運動はなにも学生だけのやることではありません。大人こそ運動をするべきです。年齢を重ねるにつれ体はどうしても衰えてきます。肩こり、頭痛、腰の痛みなど様々な不調が増えてきます。そういう不調が続くとどうしても精神的にも落ち込みやすい傾向が強くなります。体と精神は直結していますからね。

いくら20代の頃は夜ふかしし、不規則な生活をしていて平気でもいつまでもそれが続くとは限りません。体がなまり血行が悪くなると、体はしんどくなってしまいます。

運動とはいってもハードな筋トレやマラソンのような長距離を走る必要はありません。まずは1日20分の散歩から始めてみましょう。20分でなにが変わるの?と思うかもしれませんが、意識的に歩く20分って結構長いので、体を起こすにはいいきっかけとなります。また深い呼吸をしながら歩くとより気分も晴れて体もより動きやすくなるかと思います。

3、お腹いっぱい食べない

食事のときの食べる量って意識したことありますか?女性の方はダイエット経験がある方も多いので、食事では脂身を減らすよう意識したことがある人も多いのではないでしょうか。

例えば晩御飯でお腹いっぱい食べると、頭もボーッとしてきてそのまま寝ちゃう、、最高の幸せですよね。ただその幸せのあと、場合によっては胃が食べたものを消化しきれず、朝になって調子悪い、なんて経験がみなさんにもあるのではないでしょうか。それで胃薬飲んで仕事にいく、こんな生活ではやはり体に、なによりメンタルによくありません。

人間の集中力は満腹時ではなく、空腹時に上がると言われています。空腹時には他に気を取られず、一つのことに集中できる脳が準備されており、集中ができるということは、周りやなにか他のことに気を取られにくいということです。つまり気分を落ち込ませる原因をくよくよ考えなくなる、ということにつながってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。人間の気分にはアップダウンが必ずあるため、いつもご機嫌とはなかなかいかないものです。ただ落ち込む時間を減らすことは可能です。落ち込むことも、ときに必要で新しい自分を見つけられる場合もありますが、自身の不調からくる落ち込みはなにも自分にいい影響を与えません。

なので、前向きにより楽しく生きるために、よく寝て、少し食べて、運動する、まるで人間の基本に立ち返るようですが、こういった小さな積み重ねが毎日を作り、人生を作っていくのだと思っています。