新しい挑戦には習慣化が不可欠

新しい挑戦には習慣化が不可欠

みなさんは、今年の目標は立てましたか?

2023年も2ヶ月半を過ぎ、英語をペラペラに!筋トレを頑張る!資格勉強する!などいろんな挑戦をしている最中かと思います。

一方で、年始に立てた目標を忘れてしまった人や、すでに挫折して諦めてしまった人もいると思います。これは私の体感ですが、新しい挑戦をする人は99%は途中で止めてしまいます。実際私もいくどとなく挑戦しては途中で諦めた経験があります。

目標を作った最初は、燃えているのでいいのですが、だんだんと火が小さくなり、消えてしまう。こんなことの繰り返しで、自分はダメなやつだと思ってしまうものですよね。

しかし、本当は目標へ向かって進むためにはコツがあります。今回はそのコツである「適切な目標設定」と「習慣化」について紹介していきます。

目標設定のコツ

■全体目標、中目標、小目標に分けて達成していく

例えば、英検2級の合格を2023年の目標に設定した場合、まずおぼろげに何月ごろに受験をするか決めると思います。そしてなにか参考書を買って早速勉強を始める、というのが典型的なスタイルかと思います。

この方法でも大きな問題はないですが、よりよい方法としては、、

①何月に受験するか決める
②受験日までに、どういった勉強が必要かを決める
③何月何日までにどこまでやるかを細かく決める

こういったように、目標を小分けにしてみてください。

正直、受験日が10ヶ月後など遠くに設定した場合、そこまで勉強をコツコツ続けられるかどうかわかりません。途中で心変わりして止めてしまうかもしれません。

そういったことを防ぐため、あえて小さい目標を作り、一つ一つこなしていくことで自動的に大きな目標を達成できるような設計です。加えて常に勉強の進捗を確認することができ、試験直前なのに試験範囲が終わっていない!などの事態を回避することができます。

■まず手を動かす

これは当たり前ではありますが、いくら目標を細かく作っても、なにより手を動かさなくては意味が有りません。

これは僕の経験ですが、中学校の頃に期末試験までの緻密な計画だけ作って満足してしまい、実際あまり勉強がはかどらなかったことがあります。参考書のイントロダクションだけ読んで満足してしまっていました。当然ですが結果はさんざんでした。。

計画はあくまで計画。計画だけたてても勉強は進みません。場合によっては勉強を進めながら計画を立てていくのもありです。手を動かす、一問でも多くこなす、忘れないようにしましょう。

習慣化のコツ

■ちょっとでも毎日触る

目標をバッチリたてることができても、勉強が進まなければ意味がありません。特に普段から勉強習慣のない人が、急に勉強しようとするとすぐ眠くなったりして確実に挫折します。先程、手を動かす重要性を書きましたが、これがなかなか難しいのです。

そこで習慣化の出番です。一度でも習慣になってしまえば、苦しむことなく当たり前のように勉強を毎日こなすことができます。そんな魔法のようなことが現実に起こります。

それは、毎日ちょっとだけ触れることです。本当は最初から飛ばして勉強してそのまま駆け抜けられれば理想的ですが、なかなかそうはいきません。なので欲を出さず、まず1問から。それも無理なら参考書を開くだけ。机に座るだけでもいいです。

唯一のルールは、毎日、自分の決めた目標に関わることです。これは馬鹿にしたくなるほど簡単ですが、実際やってみてください。効果は絶大です。


■生活に取り込む/トリガーを作る

目標に関わることが大事であることは先程書きましたが、よりやりやすい方法として、勉強に向かう時間、タイミングを固定してください。

例えば、起きてトイレに行ったあとすぐ机に座って参考書を開く、でもいいですし、仕事から帰って手を洗ってすぐ、でもいいです。

時間とタイミングを固定することで、脳に日々の行動を刷り込んでいきます。何日か同じ行動をしているとだんだんと、それをしないことが気持ち悪くなってきます。勉強しないことにモヤモヤするようになったらこっちのものです。存分に勉強してください。

人間は意思の力やモチベーションではどうしても浮き沈みがあり、限界がきます。なので気分に関係なく生活の一部として取り入れることで、自動的に目標の達成できてしまう仕組みです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

目標を設定することは簡単ですが、それを達成することは困難な場合が多いです。しかしなぜそれが困難なのか?を掘り下げていくと、習慣的にやれていないという課題が出てきます。

そこを適切な目標設定や脳の仕組みを利用して乗り越えていくことは、理想の自分に近づくための重要なステップです。

ちょっとずつでいいんです。ちょっとずつのパワーは偉大です。正直1週間では効果が見えないかもしれません。ただそれを1年以上続けたとき、明らかな違いにあなたは驚くこと間違いなしです。

是非参考になれば幸いです。