アメリカの自由な人々

アメリカの自由な人々

以前に一度記事にしましたが、私はアメリカに留学をしており、Collegeに通っていました。

海外では、授業中に積極的に質問するよー!とよく聞きますよね。それは事実です。ただいつも鋭い質問をするとは限りません。例えば、サイエンスの時間で、大気や宇宙の話になった時に「先生!宇宙に馬は連れていけますか?どうなりますか?」と斜め上の質問をしたアメリカ人がいました。

なぜ馬?質問する前に考えて!と思ってしまうような内容であり、このサイエンスの時間にも、生徒全員の頭が「???」となりましたが、こういった自由さがまた、アメリカらしいです。

今回は、そんな自由なアメリカの人々の一例をご紹介します。

朝からナイトクラブ

Collegeで学んでいたとはいえ、私も当時は若者。たまにはバーに飲みにも行っていました。今でもよくわからないのですが、アメリカのバーはメニューがありません。

日本でも高級なバーではメニューがない場合もありますが、アメリカはほとんどの場所でありません。そのため、基本的には自分の知っているカクテルを頼むか、ウォッカで甘めのといった感じでイメージを伝えるかの2択です。難しいですね。

そんなバーで私が飲んでいるときに聞いた話ですが、アメリカでは本当に遊ぶのがスキな人は、朝からナイトクラブに行くようです。もちろん、「ナイト」クラブなので基本的には夜にお酒を飲み、踊る場所ですが、そうではなく、朝5時くらいスタートし、大音量の音楽とともに踊り狂って遊ぶのだそうです。(その後、仕事や授業に行く人もいるようです)

確かにたまに山奥で開催される音楽イベントは、かなり朝方からやっている場合がありますよね。それがニューヨークの街中のナイトクラブで行われているとイメージすれば、ギリギリ納得はできるかな?という感じですね。

マクドナルドで働く人

マクドナルドといえば、アメリカを象徴する外食チェーンです。ハンバーガー大国アメリカの草分け的存在であり、今なお世界トップクラスに人気があります。

そんなマクドナルドで働く人達の給料は低めです。基本的にマニュアルどおりに作り、接客をするので、必然的に安い時給となってしまいます。そのためまれに個性が強すぎる場面に遭遇することがあります。

ある日、私が夜9時頃にマクドナルドを訪れた時、多くの人が列を作っていました。10人程度は並んでいたかと思います。一見大人気の行列のようですが、実際には、1つのレジしか開けていないため、行列になっていました。

おそらく普段の夜ならそんなに人が来ないのかもしれません。しかしその夜はたまたま行列になっていました。こんな状況にもレジの人は動じることなく、ゆっくりとレジを進めていきます。

一方でレジ以外の人は何をしているかというと、バーガーを作っている人が一人、ポテトを「食べている人」が二人です。そうです。うしろの方で、ポテトをつまみながら、行列を眺める店員さんが二人しました。そんなことしてないでレジを手伝いなさい!と思うところはありますが、彼らはポテトを美味しそうに食べて続けていました。

結局私が購入出来たのは30分ほど後でしたが、行列の人達は誰も文句を言わず、マクドナルドってこういうもんでしょ?といった表情でした。

ちょっと自由すぎやしませんかね?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自由の国ともいわれるアメリカですが、そこで暮らす人々は本当に自由にやっています。人の目を気にすることなく、彼らの価値観に忠実に生きています。そのため、時に自由過ぎる場面に遭遇することもありますが、それもまた日本では見られない貴重な経験となります。

今はコロナでなかなか旅行も難しいですが、近い将来アメリカに行く機会があれば、是非回りを見回してみてください。きっと面白いと思います。