AR技術は何に使えるのか?
- 2022.09.22
- Uncategorized
ここ数年、VRとともによく名前の上がるAR。これらは似た名前なのでよくわからないという人も多いのではないでしょうか。確かにどちらもRがつき、これはRealityという現実を表す単語がついています。
まず単語の解説からになりますが、VRは仮想現実という意味であり、VRはゴーグルをつけることで、バーチャルの世界に入り込むことを指します。またARは拡張現実という意味であり、スマホやメガネ型のデバイスを通して現実の中にデジタルコンテンツを組み入れることを指します。
ARで最も有名なのはポケモンGOであり、スマホをかざすことで自分の周囲にポケモンが現れ、モンスターボールを投げて捕獲するというゲームは、革新的でした。
今回は、”What the newest high-end AR devices will cost”(Quarz)を読み、AR技術の進歩が今、ゲームやエンターテイメントだけでなく、医療、製造業、また軍隊からも注目されているということで、それぞれの分野でどう活用されていくのかを調べてみました。
医療
医療分野での代表的なAR活用例としては手術のシミュレーションが上げられます。新人医師が手術を行う前にAR技術があれば、十分なシミュレーションができるでしょう。そのほか、遠隔で診療行為のサポートを行う場合やMRI画像を人体に投影し患者への説明に役立てることも可能です。
製造業
AR技術は、作業支援ツールとしても効果を発揮し、保守点検や熟練者からの技術指導に使われることが想定されています。指導者が同行することなく、ARグラスを通じてより効率的に指示指導が可能となります。
軍隊
少し毛色は変わりますが、AR技術は軍隊での応用も考えられています。例えば戦闘シミュレーションや、軍用車や武器のメンテナンス、熟練者からの指導など多岐に渡ります。実際に戦闘が行われることがないことを願うばかりですが、十分な準備は必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ARについてはまだ発展途上であるため、実用化へのイメージが固まりきらない分野ではありますが、様々な業界に貢献をできる可能性のある技術です。数年後にはこういった技術が当たり前になり、今では考えられないほど便利な世の中になっている可能性を秘めています。今後が楽しみです。
-
前の記事
メタバースが日常になった世界を想像する 2022.09.21
-
次の記事
あなたも情報発信がしたくなる理由3選 2022.09.23